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Parallel World

by みるくかふぇ

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    ダウンロードファイルには、アルバムジャケットと歌詞カード(PDF)が含まれています。FLAC形式のファイルは、24bit/96KHzのハイレゾフォーマットで保存されています。
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1.
冷たい壁に 囲まれていても 歌は胸で 響き続ける 陽だまりの中 空を見上げる そんな日が必ず来る
2.
抱えたギターが 震わせてゆく 今 真っ直ぐに上げた瞳(め)が あの空見た 人波行き交う この街角を 自分だけのステージにして 歌うあの娘(こ) 足も停めずに 通り過ぎる人 嗤う人 指をさす人 耳を傾ける人 駆け出しの歌うたい 誰も聴いてなくても ひたむきな言葉は 空へ響いてくよ 駆け出した夢舞台 一歩二歩と進めて その伸びやかな声が どこまでも届いていくように 抱えた膝へと ため息こぼす 「歌えるかな」「歌えないな」 続くリフレイン 胸の中では 歌っているのに いつも 踏み出せないままで 「私 何してるんだろう?」 憧れの歌うたい クラスメイトなのにね 過ごしてきた日々さえ 変わりはしないのに 駆け出す 道は怖い その一歩が出せない もどかしい時さえ 心は歌へと変えるのに いつか私も 歌っているかな? この 閉じ込めた想いを 空へと 解き放って 憧れは歌うたい 響き合わせ 心を 溢れ出すメロディは 人を結ぶ絆 憧れて歌うたい 夜明け色の 言葉で 明るく輝いた 夢へと手を伸ばして あなたの手を伸ばして 私にその手を伸ばして
3.
おはよう 小さな傘を回して おはよう ミルク色の霧の中 おはよう どこかで鳥が呼んでる おはよう 誰もいない 朝の公園 出せなかった心の声 少しだけ 歌ってみる 今なら振り絞る勇気も 少なめでいいよね おはよう 小さな傘はオレンジ おはよう 私だけの時は回る おはよう 応える鳥のさえずり おはよう 誰も見ない 私の場所
4.
隠してきた夢 こっそり開いて 瞳(ひとみ)を上げたら あなたがそこにいた セイレンみたいに 歌声 惹かれて 白い霧の中 あなたが立っていた 踏み出せる勇気を 飛ぶための輝きを 求める二人は 今 境界線を越える 重なった この世界 歩く道 ついて離れて お互いの心は 背中合わせとしても 伝わった温もりは 嘘じゃない胸(ここ)に届いた もう一つの現実(リアル) あなたと共に行く 囚われた姫と 縛られた歌の この街の空を 塗り替えてみたくて 自分の歌にも 自信がないのに こんな私でも 役に立てるのかな? 「あなたなら世界を」 「私には無理だよね」 二つの心は 真逆(まぎゃく)の螺旋を描く 連なった時の中 ブラウザのように開いた それぞれの世界は 他人事(たにんごと)だとしても 伝えたい温もりを 夢じゃなく 胸(そこ)に届けて それぞれの歌声 あなたと重ねたい 閉ざされた気持ちが 行き交うこの街 あなたと私 肩を並べ 歩こう 真っ白な霧の中 引き合った心芽生えた 不思議な親近感(シンパシィ) あなたも ね、感じてる? それぞれの温もりを お互いの胸に届けて ただ一つの歌を あなたと探してく 共にある この世界 暮らしてる人の想いは 自由への翼と 私たち 信じたい 真っ直ぐに飛び越える 手と手を繋いで今こそ ただ一つの歌を あなたと歌いたい
5.
まだ暗い  海を渡って この街を洗う 通り雨 路地裏 駆ける足音 ぬかるみを 飛び越してく 夜明け前 動き出す街 誰もが仮面で通り過ぎ 地下へと 吸い込まれてく 街角に いつもの歌 ねえ どうして 暗い目をして ねえ 自分の歌 歌えないの 暗いShowerに打たれて 問いかける声は届かない 鼻歌でもいいから 誰か心を響かせて 夜明けには 雨も上がるよ 厚い雲割り 朝が来る 照らされ 爆ぜる歌声 街角を 変えてみたい 路地裏行くStreetGang ぬかるみをJump 心の声を伝えるsound ここではJunk 人の頭にはまった輪(Ring) いつものSong あの人の歌縛るよHeart 溺れるBeat ねえ 聴かせて 心の歌を ああ あたしも 歌を歌うから ねえ 聴かせて 心の歌を さあ あたしと 歌を歌おうよ Day Breakに抱かれて 輝いた雫は誰にでも キレイだと思えるはず ありのままを あたしは 歌ってくよ
6.
小さな手と手を繋いだとき そっと響きあったメロディー 生きる温もり 幼い頃には私もそう 暖かい歌に包まれて さあ おやすみなさい 誰かを護るとかじゃない 冷えた身体 ギュッと温めて ほら 心地よく 柔らかく 心に届いてくよ あの懐かしい 愛おしい夕焼け みかん色 胸の中の なだらかな丘を 照らしていくの 私が勇気を開いたとき やっと奏でられたメロディー おはようの歌 誰かを責めるわけじゃない 認め合って 共に歌いたい さあ 手拍子で ステップで 街を染めてゆこう この暖かい 柔らかい 夜明けの みかん色 胸の中に 閉じ込めた音を 今 解き放て 笑う日にも 涙落ちる日も     Ah 歌はいつも 生まれていくのね 何かを変えることじゃない 音を重ね 今は歌いたい さあ 二重唱(デュエット)で 四重唱(カルテット) 歌は繋がってく 空 見上げてる 見つめてる 心はみかん色 歌の絆 繋いでく それが私の理由
7.
指はむなしく かき鳴らす 錆びた弦(つる)は鈍く絡み 胸を傷つけ かき鳴らす 深く 夢が遺した痕 追いかければ 遠くなって 諦めかけたら 振り向き招く 可愛げない この世界に 希望だなんて もう求めないよ 幾千の涙たち 流れ着く 刻(とき)の底 漆黒の闇さえも 隠せない 深く暗いBlue 哀しみや嘘 飼い慣らせ 錆びた夢を飾りたてて 憎しみや妬み ひた隠せ 影で足をかけりゃ勝ちさ 信じてれば 裏切られる 疑ってれば 傷も残らない 勝ちと負けの この世界に 救いだなんて もうありえないよ 幾万の星たちも 光るのは ひと握り 燦々(さんざ)めく空からも 堕ちてくる 深く暗いBlue 幾億の輝きを 塗り込めた 蒼い闇 人はみな 胸の中 抱えてる 深く暗いBlue
8.
耳もとに触れた 風は優しく 少し伸びた前髪を 撫でて吹き抜けてく 懐かしい香り 眩しい光 昨日夢で見たままの ここが わたしの街 閉ざされた部屋で 膝を抱えてた だけど 心の中 歌は繋がってた ありがとう 違う世界の天使の歌声 わたしを空に 今誘うよ 歌の女神が運んでくれたの 優しい歌の奇跡を 声が伸びていく 歌は広がる 包む お陽さまの光 甘い みかんの色 土の温もりを 花の癒しを そして水のきらめきを 愛し続けていこう 閉ざされた部屋で いつも願ってた 空が風が樹々が わたしに呼びかける 「おかえり」と 「ただいま」を今 すぐに届けたい 優しい街の人たちにも 歌の女神が 舞い降りる場所へ 天使の声が導く 閉ざされた部屋の 鎖はもうない 二度と歌は羽根を 失うことはない 信じてる 違う世界の天使はなぜか わたしをじっと見つめている お互いの手を握り合ったなら 素敵な音が弾けた 歌の女神が 舞い降りてくるよ あなたも声を さあ 合わせて Sing,thank you for the music Song,thank you for everything. I can tell you we'll fly over in the sky.
9.
霧の中抜けて 雨の上がった公園 オレンジの傘は 転がったままで 信号渡れば あの娘の歌う街角 蒼い目の猫が 人波で跳ねる あの娘の歌がブレてゆく うつろなピアノの調べ 真っ直ぐなギターもなぜか どんより空の マイナーキーで 帰り着いた 街は暗く 水の底に沈んだよう どこか見慣れた仮面 つけた人の合間に 白く 浮かんだ道化師(ピエロ) 「風船いかが?」 蒼い闇が 空を流れ 黒い猫が 道を駆ける 遠いイルミネーション 暗い遊園地 廻る 光と影が 追いかけ合う 回転木馬(ゴーランド) 観覧車 越えて 蒼い闇は 流れる 空に 伸びるタワー 絡みつくように あの娘の歌が捻れてく 「世の中に希望はない」 真っ直ぐな視線が泳ぐ 力のない ストロークで 走り出した 道は暗く 夕暮れさえ 忘れたよう 黒い猫は踊るよ 私を誘うように 広がる路地は迷路(メイズ) 「この先 キケン」 蒼い闇が 空を走る 黒い猫の 尻尾揺れる 明日(あした)のイミテーション ハリボテの未来を 飾り付けてるだけの メッキの剥げたミュージアム 真っ直ぐ私 駆けてゆく タワーに潜む 闇目指して 帰り着いた 街を包む 蒼い闇を 切り裂く歌 黒い猫を追い越し 道化師(ピエロ)の影をかわして 急ぐ道のぬかるみ 飛び越してゆく 暗く伸びた タワー目指し 悪夢の刻(とき) 駆け抜けてく 歌はイマジネーション さあ歌おう自由を みんなの声重ねて 蹴り飛ばそう ラプソディー
10.
蒼い闇を絡めた 空に伸びるタワー 不幸の音は街に 滲むように広がる 見下ろせば この歌に縛られてる奴ら 仮面のような顔 抗うこともできず 暗闇を覗くならば 闇もまたお前を見てる それぞれに抱えた闇 揺り起こすだけで どいつもこいつも 孤立無援さ One way 気持ちは行ったきりで Sub way 地下へと吸い込まれる きっと誰の耳にも 声は届かない Lonely 誰もみんな独り Rainy ここはいつも雨降り 胸の蒼い闇が お前を導く 追い詰めてきたのか 引き寄せられてたのか 蒼い闇と向き合う タワーの足元で 心の闇を縛る 淀んだ暗い音色(ダークノート) 「お前の心にも闇はあるだろう」と 暗闇を覗いたこと 私にも覚えがある この胸に宿った闇 捨てるところもなく これからもずっと  抱えていくけれど Sadly 哀しい歌もあるね Risky ハマる時もあるよね 抜け出せない日々も 星が見えぬ夜も Justy 正しく思うことが Really 真実と言えるかな? 疑問を感じながら 生きていくけれど  お互いの壁を越えて 巡り合うことの意味を 今言葉にできなくても 重なる声で解る 歌は生きているの 胸(ここ)で 息づいている 胸(そこ)に 響いている Someday いつか壁を壊し Someday ともに歌える日が 来ると信じているの 歌を信じたいの Melody 歌で伝えられる Melody 気持ちがあるのなら 解り合える その場所へ たどり着けるから 歌は空へ
11.
ツバサ 04:00
両手を広げて「羽根になれ」と 遠いあの日の夢 不意に蘇る 諦めがいいのが 大人になることだと 傷つかない言い訳を いつも求めていた 胸の蒼い闇 向かい合って 切り捨ててきたものの 痛みに気がつく 『夢は呪いだから 叶うまでは解けない』と 思い出す一言が なぜか今沁みるよ その手伸ばしてみて 私に触れて 傷ついた指をそっと 包むことはできる 声を重ねれば あなたが見える この歌が聴こえたら あなたらしく応えてみて 枕元閉じた 物語は 太陽に向かった イカロスの翼 たとえ落ちるだけの 無謀な羽ばたきでも 何もせず 嘲笑(わら)うよな 私は大嫌い 自分で描くの この空へと 歌を羽根に変えて 心を翔ばそう あなたと手を握り みんなで声を合わせて ただ一つ愛の歌 あの虹を越えるよ つばさ どんな時にも思い出して 心は歌い続けてる 喜びも涙も まだ本にならない 物語の続きは 私たちが育んで 綴るものだから 翼 風を受けて この惑星(ほし)巡る たくさんの壁を越えて 歌を届けていく 響け!この声よ 光も闇も 柔らかな羽根のように 全てを包む 歌よ響け
12.
「ここからスタート」 そう決めたのに まだ震えてる指先 握りしめた 「独りじゃないよ」と 重なる声が この手を引く 肩を叩く 背中を押す 弾むギターに 鼓動を乗せて 今 生きている この歓び 笑われても構わない なりたての 歌うたい 素直な音 積み上げ 階段登るように 歌を紡いでいこう 焦らずに 夢舞台  一歩二歩と 踏みしめ 閉じ込めてきた想い この空へと 解き放つよ 息つく間もない 日々はラプソディ 追いかけられているだけじゃ 目が廻るね どんより雲の 夜明けの雨も オレンジの傘を回して 水たまり越えていこう 憧れの歌うたい 少し追いつけたかな? 隣にいること まだ 信じられないけど 駆け出そう 夢舞台 心結ぶ 歌声 束ねたハーモニーが どこまでも響いてゆくように 歌はいつでも 胸(ここ)にあるから 自分の歩幅でリズムで あなたも さあ 踏み出そう 私たち 歌うたい アバンギャルドなんてね たまにはカッコつけて 歌を届けていこう いつまでも歌うたい 心翔ばす歌声 大空に輝いた 夢へと手を伸ばして  明日へと手を伸ばして 雨上がりの虹を架けて

about

2018年の新譜は、不幸の音楽で支配された並行世界で、主人公・めぐみと並行世界の女の子・クララを始めとした登場人物が葛藤や憎しみを乗り越え、成長していく様を描いたコンセプトアルバムです。

アルバム丸々一枚お願いした作詞のストーリー性、楽曲「歌うたいに憧れて」と「Parallel World」でのVocaloid・GUMIの歌唱、鮮やかなジャケットイラスト、多彩で耳に馴染みやすいサウンドと、どれをとっても最高のアルバムとなりました。

Trailer Movie: www.youtube.com/watch?v=Nj1mMJGUhZ4

*曲中の登場人物
・めぐみ
この物語の主人公。歌が好きだが、引っ込み思案で自分を出す
ことが苦手。
・KAKO
めぐみのクラスメート。プロのシンガーソングライターを目指し
毎晩路上で歌っている。
・GUMI
並行世界の歌姫。外見はめぐみと瓜二つで、幸せの音楽が溢れる
世界の象徴。現在は闇の音楽王の手によって幽閉されている。
・クララ
並行世界で闇の音楽王に抵抗する「Day Break Shower」の一員。
KAKOに似た外見で、GUMIの救出ためにこの世界へやってきた。
・闇の音楽王
並行世界を不幸の音楽で支配する。昔はGUMIの曲を提供する
シンガーソングライターであったが、ある時から豹変した。
・ダークノート
闇の音楽王を陰で操る闇の声。GUMIを嫌悪し、闇の音楽王に命じ
騙し討ちをして捕らえさせた。実体はなく声だけの存在。

credits

released September 16, 2018

Produce & Music: みるくかふぇ
Lyric: ひぃ熊
Vocaloid Arrangement(song 02/04): 甲楽わん
Jacket Illustration: 水野色

license

all rights reserved

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about

みるくかふぇ Japan

2013年より活動を開始したボカロP。2020年よりメインボーカルをv_flowerに交代し、メタルジャンルのボカロPとして再出発した。

ニコニコ動画、YouTube、香港のbilibiliにオリジナル曲のMV投稿活動を行っている。

Vocaloid P who started his career in 2013. 2020, he changed his main vocalist to v_flower and restarted as a metal genre vocaloid P.

I have been active on Nico Nico Douga(at Japan), YouTube, and Hong Kong's bilibili.
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